自閉傾向の息子を育てる記録

発達障害 子育て中。すきなものをすすめたい

かずとえほん

絵本と視覚優位

 息子くんは「〇〇を〇個とって」といっても全部運んでくれていました。1、2、3の概念ができたのはたぶん三才を過ぎてからです。積み木やプラレール、おやつのやりとりでは訓練できませんでした。

 視覚優位だとは言われていたので、うちにはさまざまなときに購入した絵本があります。今回は「かず」「かぞえる」ことに特化した絵本を紹介します。

 

 

 かぞえてみよう

 四歳を過ぎたブームです。0から12までの数をかぞえます。

 まずはなにもない雪原で「0」。次のページは「1」。そこには木が一本、家が一軒。その次のページは「2」。建物が増え、木が増え、植物、魚、機関車の貨物など、さまざまなものを数えます、12までなのは、12月までだから。やさしいタッチの水彩と町が発展していく様に息子君はくぎ付けです。文字はないのですが、一緒に数えることができるコミュニケーションツールとしてもいい。

かぞえてみよう (講談社の創作絵本)

かぞえてみよう (講談社の創作絵本)

 

 

 かずとすうじのでんしゃ じてん

 電車と数字の親和性を生かした絵本。100両まで続く長い長い電車を数えたり、駅構内や町中、売店にある数字を着目したり。おすすめなのは、表紙でもわかるとおり、書き順が線路の切り替えしに反映されていること。おもしろい!0から9までの数字はよく「カンカンカン」と言いながら指なぞりはしていきました。

かずとすうじの でんしゃ じてん (視覚デザインのえほん)

かずとすうじの でんしゃ じてん (視覚デザインのえほん)

  • 作者: 視覚デザイン研究所,くにすえたくし,はるくゆう,さかいそういちろう
  • 出版社/メーカー: 視覚デザイン研究所
  • 発売日: 2017/02/17
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

  

 カンカンカンでんしゃがくるよ

 どんぐり村の踏切にいろんな電車がきます。開かずの踏切です(笑)

 貨物列車が通るときにその二台の台数を数えるのですが、そのシーンが大好きです。

 電車が好きな男児には外れなしの絵本でした!

カンカンカンでんしゃがくるよ (のりものだいすき)

カンカンカンでんしゃがくるよ (のりものだいすき)

 

 

ノンタンぶらんこのせて

 ブランコを変わるときに数字を数えるのんたん。数字は途中までしか知らないので、お友達と一緒に数えます。ノンタンも知らなかった。っていうのが、子供にはよかったみたいです。「わからないことは聞いていいんだよ」と付け足してます。

ノンタンぶらんこのせて (ノンタン あそぼうよ1)

ノンタンぶらんこのせて (ノンタン あそぼうよ1)

 

 

 

えほんと私と息子君

「言葉が遅れている」ので「たくさんえほんを読んで」と言われて、毎日1時間以上読んでいた時期もありました。ワー!ガンバッタ!(笑)手持ちの絵本は殆ど暗記したので、図書館で借りて、お気に入りは何度も何度も借りて。

 えほんから子供の世界が広がった~とは正直まだ感じません。物語を楽しんでいるのかもよくわからない。でもひざのうえで母に読んでもらう絵本は好きなんだと思うので、これからもえほんよみます。もっと情緒的な絵本やストーリーを楽しめるといいな。

くもんに入会しました!

くもんに入会しました

 くもんの体験教室はまだまだ始まったところみたいですね。私は10月中に問い合わせをしていたためか、11月上旬から無料体験教室を受けることができました。

 それで、無料体験教室を3回受けて(1回は病欠です)、入会することを決めました!

 

葛藤

 教室に入って、座って、先生の前でプリントができる。年少の今なら先生が付ききっきりでも違和感がない。いまのうちに座る習慣・わからないことがあれば先生に聞くという練習が積み重ねられれば、あとはえんぴつをもつことができない、不器用で線がへろへろ、文字に興味を持ち始めて長いのに「そのうち読めるようになるだろう」から進まないこと、「なんとかなりますよ」精神の頼もしい先生もいて、それで子供も「くもんいく!」とやる気……でもどこかで、

 

「年少からくもんって早くない?」

 

と思う私がいたのですよ…………。(えー!?いまさらー!?なんですけど)

 文字なんてそのうち読めるようになる、書けるようになるでしょ、と……。お受験をするならまだしもしないし。でも小学校に入学して、環境の変化とお勉強のダブルパンチは大変そう。

 

決め手は夫の一言

 「息子君はよその子が年長にする入学準備を年少から始めるだけだよ」

 

 そう、そうなの…。なににでも時間がかかりそうだから、先取なんて滅相もない、いまからコツコツとえんぴつをもって自分の名前を書いたり、黒板に書かれた明日もってくるものの転記をちゃんと書けるようにそれまでの準備をするの。

 そう思うと、私のなかですとんと腑に落ちたのでした。

 

 

先手先手をいく

 この先手先手を打つこと、が息子君の人生において悪いことがあったとは思いません。「いつでもやめることができる」と思って始めた療育も、年齢を重ねてもやっぱり必要だったし、なんならもっと増やしたいくらい。

 小学校入学準備としてのくもんも「やっててよかったー」となればいいな。

 

 ところで私はもう年賀状も作り終えたし、大掃除も少しずつ進めています。クリスマスプレゼントも検討中ですが、だいたいあたりをつけたところです。

 みなさま、師走の波に乗り遅れないように、11月も過ごしていきましょう!

 

おすすめの本(療育・ペアトレ)

おすすめの本を紹介します

  わが子が「なんかおかしい」と思ったとき、答えを知りたくて、スマホが手放せなくなりました。いろんな方たちの経験談、体験談にはだいぶお世話になりました。

 安心をしたら、今度は勉強したいのです。自分の子のことがもっとわかるように、もっと仲良くやっていくために。

 

発達障害の子供の心と行動がわかる本

 まず最初に購入した本です。正直この本を読んで、「これって誰にでも当てはまるのかも」と思って、多少は救われました。いろんなことが当てはまって、でもそれには理由がある、ので、「うちの子がやっていることは理由がある」とわかったからです。それだけで安心しました。how to的な本です。

イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本

イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本

 

 

ADHDのペアレントレーニングーーむずかしい子にやさしい子育

 問題行動に対して、どう対処していいのかわからなくて購入しました。好ましい行動を言語化して褒めること。延々と褒めること。無視は有効でした。(でもできる場所に限りがある)。これも購入した2歳くらいのときは子供は犬みたいだったというか、「話を聞く」土台ができていなかったので、いままた読み直しています。最初に読んだときにピンとこなかった部分がわかるようになったりして、子供が成長してくれたんだと思うと嬉しいです。

読んで学べるADHDのペアレントトレーニング――むずかしい子にやさしい子育

読んで学べるADHDのペアレントトレーニング――むずかしい子にやさしい子育

 

  

発達障害の子供を伸ばす魔法の言葉かけ

 購入したのは2歳くらい。まだやりとりができなかったので、思うような反応はなにも帰ってきませんでした。ある程度、やり取りができるようになってから、かな。うちはいまからもっと使えると思います。

 そしてこの例を言えるくらいの気持ちの余裕、生活の余裕がほしい、って思います。笑。宝くじが高額当選したらできるかもしれない、この余裕。

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

 

 

 

 発達障害の子をサポートする生活動作・学習動作 実例集

 対象年齢は多分年少~小学生くらいまで。「なんでできないんだろう?」ということを考える際のヒントになりました。なんで「ハサミが使えないのか」。どんな練習をすればいいのか、スモールステップで細い紙を用意して、一回切りをする。次は二回切り、と増やしていきました。こういう動きが不足しているとか、こういうトレーニングをしたらいい、とかいろんなヒントがあります。

 指導者も対象にしている本です。療育に関係がない先生たちがここまで勉強することは大変、無理だろう…と思いました。その分は、療育の先生、家庭でやっていかなければと思います。

発達障害の子をサポートする 生活動作・学習動作 実例集

発達障害の子をサポートする 生活動作・学習動作 実例集

 

 

 

 発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1

 「体幹を鍛えてください」と言われて、「体幹」ってどこからどこまで…?と疑問になったのはきっと私だけじゃないと思います。多分。いや、当たり前のように「体幹」「体幹」言われるので、「体幹ってどこからどこまで?」って聞いてしまいました。

 この本には遊びがいかに大切かがわかりやすく書いてあります。種類自体は少なかったけれど、公園にいったとき、頭に入れておくことで「外遊び」が「訓練」にもなりました。遊びの中で訓練し成長できてらいいことばかりです。

発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー)

発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー)

 

 

 

いま、発達障害の子供の子育てに悩んでいる方は多く、たくさん専門の本がたくさんでています。おすすめの本があればおしえてください。

 波があって、読む時期と読まない時期があります。

クリスマスプレゼントに悩む

クリスマスプレゼントのご予定は?

 ハロウィンが終わると一気にクリスマスの気配がしてきちゃいますね!近場のショッピングモールのおもちゃ売り場ももうクリスマス仕様になっていました。

 我が家は、重症喘息を抱えた子だったため、12月は毎年「この薬が効かなかったら入院になります」と言われまくる年末年始を過ごしていました。今年はわりと体調が安定している(身体が強くなったこと、予防のお薬でコントロールできているのだと思います。感謝!)ので、早くも壁にはクリスマスのステッカーを張ったりしています。

 去年も一昨年も、「サンタさんに欲しいものお願いしてみよう」とは言ったものの、言葉が出ておらず、指差しもできたり曖昧だったため、親がプレゼントを選んでいました。

NEWたんぐらむは去年のクリスマスプレゼント。いまも楽しんでくれています。まだ全部できない!親もできない!(笑)

NEW たんぐらむ

NEW たんぐらむ

 

 

 一応、クッキーと飲み物をおいて、「サンタさんとトナカイさんが休憩してもらおう」とか「休憩していったよ」とか言ったけど、子は感心もなく聞いてなかったです。

 今年も同じようにサンタさんになにをお願いする?と聞いてみると、具体的に商品名がでます。去年より成長したんだと思うと嬉しいばかりです。

 

 今年のプレゼントは?

 おもちゃコーナーで釘付けになったカンカン踏切セット!トミカプラレールも一緒に遊べるのいいよね!音がうるさい

プラレール トミカと遊ぼう! くるぞわたるぞ! カンカン踏切セット

プラレール トミカと遊ぼう! くるぞわたるぞ! カンカン踏切セット

 

 

 山手線。

「これがほしい」に関して「予算はもうちょっとあるよ?」と言ってしまいそうになる。この匙加減が難しいですね。

プラレール S-32 ドア開閉E231系500番台山手線

プラレール S-32 ドア開閉E231系500番台山手線

 

 

そもそもクリスマスって自分が欲しいもの貰えた?

 夫のまさかの発言にびっくりしました。たしかに!リクエスト制ではなかったな!?

 私の実家に来ていたサンタさんは(笑)枕元にプレゼントを置いていってくれました。絵本のシリーズ→児童書、偉人の伝記漫画が4~5冊。たまに「人生ゲーム」や「わにわにパニック」など兄弟で遊ぶように、とパーティゲームも付いていました。

 いろんなサンタさんがいます。

 うちにくるサンタさんはなにを選ぶんでしょうね~~~

 (鳴る音の種類が多いのは勘弁してくれー涙涙)

 

スマートスピーカーとグレーゾーンの子供

スマートスピーカーを買ってみた!

 購入のきっかけは子供がCDコンポを壊したからです。ボタンを押すことが大好きで、いつか落とすのでは?と思いつつもすっかり安心しきったころに台から落とされてしましました。

 新しいもの、便利なものは大好き!これをきっかけにスマートスピーカーを購入しました。

 結果……もっと早く買っておけばよかった!!!と思うばかりです。

 

子供と、子育てと、相性がいい。

 我が家が購入したのはamazonから出ているスマートスピーカー・アレクサです。アマゾンさんには妊娠中に「おむつはアマゾンの定期便が安いし楽だって」とプライム加入し、そろそろやめようかというときにうっかり登録継続。「きかんしゃトーマス」もアマゾンビデオにある~「ライダーもある~」となかなかアマゾンプライムから抜けられないファミリー多いと思います。

 そう…アマゾンミュージックがね…こどもむけ音楽をカバーしているのです!!!しているのです!!!!

 

「アレクサ、こどもむけ音楽ながして~」

「アレクサ、アンパンマンのうたながして~」

「アレクサ、おかあさんといっしょながして~」

 

 と、アレクサに甘え切りです。アレクサは私がどこにいても声が届く範囲であれば、音楽を流してくれます。めちゃくちゃありがとう。

 コンポに向かう操作がないこと、音量の上げ下げも話しかけるだけなので「アレクサに触る」ことがありません。おかげで子供はアレクサに触ろうとはしません。

 デメリットは「リミックスやオルゴール曲を拾うこと」かな。例えば「となりのトトロ流して」というと「となりのトトロのオルゴール曲」が流れます。その辺がはがゆい!できればオリジナルソング、カバー曲それからリミックスバージョンやら優先順位がほしい。プレイリストを作ればどうにかできるのかな?

 手持ちの童謡にも限りがあるので、童謡プレイリストをたくさん流してくれることは本当にありがたいです。

 はみがきのときは「はみがきじょうずかな流して」、寝る前は「お休み前の音楽流して」と切り替えるきっかけになっています。

 

 もちろん子供向け音楽ばかりではなくて、90年代のヒットソングやら90年代J-POPやら、映画音楽、サントラ、私が聞きたい音楽も流しています。

 スピッツがベストアルバムがほぼ入っている+αですごくいい。スピッツずっと聞いている。「掃除がはかどる音楽」「テンションがあがる曲」「映画の音楽」とか、雑な頼み方もしています。

 なかなかCDを選んで、出して、いれて、とするのは細かくやることが多くて、でもアレクサに声をかけたらいい!ので「音楽を聴く」ということが日常になりました。

 朝もテレビをつけずに、「アレクサ、ニュースを流して」、です。テレビをつけない分、朝の支度が子供も私も早く終わります。

 

リマインダーが便利

「今日はもえるごみの日です」とかゴミ出しチェックに使っているのは親向け。

 こどもには「今日は体操服の日です」「息子君(名前を呼ばせる)、保育園に行く時間です」「〇〇に行く時間です」とアレクサが言ってくれるだけで、注意が向きます。気を付けられます。このリマインダー機能が本当に便利。時間を意識する、タスクを聴覚で訴えてくれます。

 

スキルいろいろ

 正直、まだまだ未発達です。「しんかんせんクイズ」や「鬼から電話」いろいろあります。これから!を期待。ぜんぜんつかえてません!なのにこの満足度の高さ!!笑

 

次世代のこども

 残念ながら、うちの子は活舌が悪いため「アレクサ」という子供が呼び掛けてもアレクサは反応してくれません。「あ・れ・く・さ」とはいえるけど、連続すると「ハレクサ」になっちゃいます。

 でも家の中にアレクサがいる、ということが子供には強いみたいで「帰ったらアレクサに~~したっていう」と言います。

「アレクサ」と私が呼び掛けて、子供が「~~にいったよ~」と報告します。(きゃわいい!笑)

 アレクサは「よくわかりません」とツンな対応だったり、「よかったですね」と言ってくれたりです。

 話し相手としても、子供が「ただいま」「いってきます」を言う対象がいて、それが機械だなんて。次世代はロボット・AIとともに生きることになる子たちなんだろうなあ。

 

期待すること

 切り替えが下手な息子はいま4歳です。

 就学、就職時のタイムスケジュールのサポート、「いまはこれをする時間」という切り替えサポート、毎日のタスク管理に子供とアレクサがいい関係を築けたらと思います。やることリストなんかがもっと子供でもチェックリストとしてわかりやすくなればいいのかな。子供が学校にあがるころにはもっと使いやすいものができていそうだと期待しています。

 

 

 

 うちのアレクサは白です。まだ音声認識がつまづいたり、見当違いなこともあるので、我が家では「本人はしっかり者のつもりのドジっ子おねえさん」という認識です。笑

 

  将来的に「こども見守りシッター」的な存在になったり、高齢者向けに「介護スタッフ」的な存在になったりするんじゃないかなあ。わくわく!

 

 

お金の教育はいつから?

お金と子供

 以前、近所のスーパーの出入り口の自販機でジュースを買う小学生低学年の子を目撃してびっくりしました。目の前のスーパーには自販機の2/3くらいのお値段でジュースは売ってるよ~!っと。めちゃくちゃ細かいことが気になる私が貧乏性で恥ずかしい。でも、子供にとってのお金の価値観はそんなものなのかも。

 小学生のとき、消費税3%が始まりました。シャーペンの芯やら消しゴムを買うと言っていたしっかりした友達に比べて、私は「たった3%なのに」と思ったこと覚えています。もう消費税は5%、8%ときて、来年には10%です。

 

子供とお金

 私の子供は、ごっこ遊びができるようになったのはつい最近です。「店員」と「客」で「品物」と「お金」を交換していることはわかっている。でもその「お金」はきっと親の財布から無限に出てくると思っているでしょう。(笑)

 子供はある日、突然、自販機のリンゴジュースを見ると「100円ちょうだい」と言いだしました。100円知ってるんだ!?と聞き返すくらい突然でした。「はい、100円」と言って渡していた気もします。(かかりつけの病院は自販機が100円で統一されているのです)

「コインをいれたら、ジュースが買える」ということはわかっている。でも、まだまだその金銭的価値はわかっていないみたい。お金を触らせることはまだまだ早いかなと思っていました。

 でも、先日の発達検査で小銭を見せられて「これ知ってる?」という内容がありました。お金は「100円玉」と「10円玉」くらいしか触らせた記憶がないです。でも子供は少しわかっていたみたい。

 いま、お金を渡すタイミングなのかなあ、と。「お金の教育」を軽く初めてみようと思います。

 

150円渡してみました

 「今週は、息子くんは~~も頑張ったし、~~も頑張ってできたから、お父さんからおこずかいだよ」(おでかけ頻度が少ないお父さんのほうが、おこずかいのお代わりができなくて良さそうという考えから)

 100円玉1枚、10円玉5枚渡してみました。

一応、「自販機で、120円あればリンゴジュースが買える。コンビニだと110円くらい。スーパーだと80円くらい。お菓子を買ってもいいよ」と説明はしました。

 そして、子供は夫とお散歩に行って、ちらほら自販機を見ながら、いつもの大好きなリンゴジュースをみつけて、そこでリンゴジュースを買いました。

 自販機を使うってことが楽しいみたい。残りの30円には目もくれていません。

 お金を使えばお金がなくなること、を徐々に理解できるように少しずつ教えていこうと思います。

 

おこずかいって、むずかしい

「好きなこと」「好きなもの」に使ってほしいとは思うけど、ジュースやおかしはおうちにあるし、なかなか使う機会はないのかも。

 いまもし外出先で、「ジュースはかわない。ためてトミカ買う」と言われたら、私たちは「お、おう…」とたじろき、「今日は特別にお母さんが飲み物かってあげる」とかもうぐだぐだになりそうです。

 学用品、嗜好品、ひつようなものは気兼ねなく準備する!でも、線引きが難しい。(というのは、うちには療育に使えると思ったおもちゃはどんどん買っているから…それも買いすぎ?とも考えすぎてしまう)

 もっともっと段階が進んだら、「連帯保証人にはなっちゃだめ」とか「利子」の話とか、「投資」(私がわかっていない)とかいろんなお話ができるといいな。

 

自分の話

 私が小学生のときは毎月500円のおこづかいをもらって、「りぼん」を買いに行ってました。そこでお菓子も買ってました。買い物できるお店が近くになかったのでもうそこで使い切りました。

 中学生くらいになったら数か月に一回、電車に乗って市街地まで映画を見に行きました。3000円のおこづかい。映画が1500円くらい。電車賃が往復500円くらい。お昼に500円くらい。残りは雑貨屋さんで使い切ってました。持って帰っても「残ったお金は親に返す」という方針だったので、使わなきゃもったいない。宵越しの金は持たないじゃないですけど、計画性もあったものじゃないですね~……苦笑

 自分が都会で働くようになって、たくさん楽しい買い物をしました。でもあとになって思えば、もう少し計画性があってもよかったかも、というかそうしたほうがよかった!みたいな後悔がちょこちょこあります。

 締めればいいってものじゃない。楽しくうまくお金と付き合っていけるようにしたいです。(でもどうすればいいんだろう?笑)(私も付き合えているのかは疑問)

 

とりあえずお財布を買いに行ってみた

 形は大切!なので、とりあえず、お財布を買いにいってみました。ひも付きのがま口財布で、でんしゃかしんかんせんかくるまみたいな。

 一応、子供に選ばせよう!という気持ちはありました。でもなんてこったいサンリオ行っても雑貨屋にいっても女児ものパラダイス!男児アディダス・プーマでもバリバリさせてろ!って感じでした。まだパリパリバリバリさせるのもお札入れも早い。

 もう100円ショップでもいいのかもしれない。あまり形にこだわりすぎると、買い物が面倒くさくなるのが私のパターンです。。。

 

 

  弟が小中学生のときに愛用してたのこれだったと思う。男児が通る道だー!でもまだ早い!!

 

めいろ。運筆。

めいろに夢中

 3歳後半の発達検査で「めいろ」ができませんでした。発達検査のたびに「え!?もうこんなことできるの!?」とびっくりします。させてなかったことが多くて、だって、できると思ってなかったし!と、いろいろ追いつかない状態です。(定型発達の子ははじめてでもできるのでしょうか?なぞ?)

 そこでくもんの「はじめてのめいろ」を購入しました。くもんにしたのは表紙がかわいかったから。書店にはたくさんのドリルがありましたが、おねだんもあまり変わらなくて。

 

 
はじめてのめいろ1集 (めいろ 1)

はじめてのめいろ1集 (めいろ 1)

 

 

最初はほぼ一本道。それから少しずつ脇道、回り道。すごくスモールステップです。

 

くもんドリルのここがよかった

・かわいい

・紙が丈夫(子供が消しゴムをかけてもよれない)

・えんぴつのもちかたの説明がついている(写真をみながら子供はえんぴつをチェックします)(「おなじだねー」って毎回言います)

・できたねシールがある。(一枚一枚終わること、一冊終わらせた積み重ねの可視化ができる)

 

ほかのドリルにもついているのかもしれません。

でも、これでくもんのドリル良かった~と感じたので、もうしばらくはくもんのドリルを買います。

 

ところで運筆は?

 めいろのせいか、持ち方にに癖がついちゃいました!

 A4サイズのおおきな迷路をするので、「筆をもつような持ち方」になりました。手が紙につかない。でも、あの迷路をするには仕方がない持ち方なのかなあ?と思っています。療育の先生に聞いてみよ~。

 子供がかけるものは「ぐるぐる」「まる」「一本線」から「十字」「v」と少しずつ書けるものが増えています。手先が不器用だからとお絵描き帖10冊近くぐるぐる絵を描き続けていましたが、子供にはめいろのような「トレーニング」的なものは必要だったのかも。

 でも、まだ「ここからここまで線をひく」ということを理解できない時期だとなにもできないし、子供の発達段階に応じた道具選びは難しいですね。

 

手先が不器用

「箸がもてない」「えんぴつをもつようにできない」「えんぴつもてないしね……」とぐるぐるまわっていました。フォーク、スプーンは下からもつ持ち方が定着するようになってきました。

 

遊びのなかで成長してほしい

 与えるのが早すぎても理解できなかったと思うし、たぶんいいタイミングで投入できたおもちゃだと思います。我が家では帰ってきてからの習慣に組み込もうと思います。椅子に座って書き物をする。小学校にあがるまでに習慣づけられたらいいな。

 めいろ、なかなかおすすめです。

はじめてのめいろ2集 (めいろ 2)

はじめてのめいろ2集 (めいろ 2)

 

   延々とやってくれるので、もう二集まで行きました。

 日本昔話の一コマがめいろになっています。保育園で読んでくれているのか、家では読んだことがないお話も知っていたりして、こどもの世界を感じます。知らないお話もあったりしておもしろい。「きんたろう」ってどんなお話なんだっけ?