かずとえほん
絵本と視覚優位
息子くんは「〇〇を〇個とって」といっても全部運んでくれていました。1、2、3の概念ができたのはたぶん三才を過ぎてからです。積み木やプラレール、おやつのやりとりでは訓練できませんでした。
視覚優位だとは言われていたので、うちにはさまざまなときに購入した絵本があります。今回は「かず」「かぞえる」ことに特化した絵本を紹介します。
かぞえてみよう
四歳を過ぎたブームです。0から12までの数をかぞえます。
まずはなにもない雪原で「0」。次のページは「1」。そこには木が一本、家が一軒。その次のページは「2」。建物が増え、木が増え、植物、魚、機関車の貨物など、さまざまなものを数えます、12までなのは、12月までだから。やさしいタッチの水彩と町が発展していく様に息子君はくぎ付けです。文字はないのですが、一緒に数えることができるコミュニケーションツールとしてもいい。
かずとすうじのでんしゃ じてん
電車と数字の親和性を生かした絵本。100両まで続く長い長い電車を数えたり、駅構内や町中、売店にある数字を着目したり。おすすめなのは、表紙でもわかるとおり、書き順が線路の切り替えしに反映されていること。おもしろい!0から9までの数字はよく「カンカンカン」と言いながら指なぞりはしていきました。
カンカンカンでんしゃがくるよ
どんぐり村の踏切にいろんな電車がきます。開かずの踏切です(笑)
貨物列車が通るときにその二台の台数を数えるのですが、そのシーンが大好きです。
電車が好きな男児には外れなしの絵本でした!
ノンタンぶらんこのせて
ブランコを変わるときに数字を数えるのんたん。数字は途中までしか知らないので、お友達と一緒に数えます。ノンタンも知らなかった。っていうのが、子供にはよかったみたいです。「わからないことは聞いていいんだよ」と付け足してます。
えほんと私と息子君
「言葉が遅れている」ので「たくさんえほんを読んで」と言われて、毎日1時間以上読んでいた時期もありました。ワー!ガンバッタ!(笑)手持ちの絵本は殆ど暗記したので、図書館で借りて、お気に入りは何度も何度も借りて。
えほんから子供の世界が広がった~とは正直まだ感じません。物語を楽しんでいるのかもよくわからない。でもひざのうえで母に読んでもらう絵本は好きなんだと思うので、これからもえほんよみます。もっと情緒的な絵本やストーリーを楽しめるといいな。