自閉傾向の息子を育てる記録

発達障害 子育て中。すきなものをすすめたい

お金の教育はいつから?

お金と子供

 以前、近所のスーパーの出入り口の自販機でジュースを買う小学生低学年の子を目撃してびっくりしました。目の前のスーパーには自販機の2/3くらいのお値段でジュースは売ってるよ~!っと。めちゃくちゃ細かいことが気になる私が貧乏性で恥ずかしい。でも、子供にとってのお金の価値観はそんなものなのかも。

 小学生のとき、消費税3%が始まりました。シャーペンの芯やら消しゴムを買うと言っていたしっかりした友達に比べて、私は「たった3%なのに」と思ったこと覚えています。もう消費税は5%、8%ときて、来年には10%です。

 

子供とお金

 私の子供は、ごっこ遊びができるようになったのはつい最近です。「店員」と「客」で「品物」と「お金」を交換していることはわかっている。でもその「お金」はきっと親の財布から無限に出てくると思っているでしょう。(笑)

 子供はある日、突然、自販機のリンゴジュースを見ると「100円ちょうだい」と言いだしました。100円知ってるんだ!?と聞き返すくらい突然でした。「はい、100円」と言って渡していた気もします。(かかりつけの病院は自販機が100円で統一されているのです)

「コインをいれたら、ジュースが買える」ということはわかっている。でも、まだまだその金銭的価値はわかっていないみたい。お金を触らせることはまだまだ早いかなと思っていました。

 でも、先日の発達検査で小銭を見せられて「これ知ってる?」という内容がありました。お金は「100円玉」と「10円玉」くらいしか触らせた記憶がないです。でも子供は少しわかっていたみたい。

 いま、お金を渡すタイミングなのかなあ、と。「お金の教育」を軽く初めてみようと思います。

 

150円渡してみました

 「今週は、息子くんは~~も頑張ったし、~~も頑張ってできたから、お父さんからおこずかいだよ」(おでかけ頻度が少ないお父さんのほうが、おこずかいのお代わりができなくて良さそうという考えから)

 100円玉1枚、10円玉5枚渡してみました。

一応、「自販機で、120円あればリンゴジュースが買える。コンビニだと110円くらい。スーパーだと80円くらい。お菓子を買ってもいいよ」と説明はしました。

 そして、子供は夫とお散歩に行って、ちらほら自販機を見ながら、いつもの大好きなリンゴジュースをみつけて、そこでリンゴジュースを買いました。

 自販機を使うってことが楽しいみたい。残りの30円には目もくれていません。

 お金を使えばお金がなくなること、を徐々に理解できるように少しずつ教えていこうと思います。

 

おこずかいって、むずかしい

「好きなこと」「好きなもの」に使ってほしいとは思うけど、ジュースやおかしはおうちにあるし、なかなか使う機会はないのかも。

 いまもし外出先で、「ジュースはかわない。ためてトミカ買う」と言われたら、私たちは「お、おう…」とたじろき、「今日は特別にお母さんが飲み物かってあげる」とかもうぐだぐだになりそうです。

 学用品、嗜好品、ひつようなものは気兼ねなく準備する!でも、線引きが難しい。(というのは、うちには療育に使えると思ったおもちゃはどんどん買っているから…それも買いすぎ?とも考えすぎてしまう)

 もっともっと段階が進んだら、「連帯保証人にはなっちゃだめ」とか「利子」の話とか、「投資」(私がわかっていない)とかいろんなお話ができるといいな。

 

自分の話

 私が小学生のときは毎月500円のおこづかいをもらって、「りぼん」を買いに行ってました。そこでお菓子も買ってました。買い物できるお店が近くになかったのでもうそこで使い切りました。

 中学生くらいになったら数か月に一回、電車に乗って市街地まで映画を見に行きました。3000円のおこづかい。映画が1500円くらい。電車賃が往復500円くらい。お昼に500円くらい。残りは雑貨屋さんで使い切ってました。持って帰っても「残ったお金は親に返す」という方針だったので、使わなきゃもったいない。宵越しの金は持たないじゃないですけど、計画性もあったものじゃないですね~……苦笑

 自分が都会で働くようになって、たくさん楽しい買い物をしました。でもあとになって思えば、もう少し計画性があってもよかったかも、というかそうしたほうがよかった!みたいな後悔がちょこちょこあります。

 締めればいいってものじゃない。楽しくうまくお金と付き合っていけるようにしたいです。(でもどうすればいいんだろう?笑)(私も付き合えているのかは疑問)

 

とりあえずお財布を買いに行ってみた

 形は大切!なので、とりあえず、お財布を買いにいってみました。ひも付きのがま口財布で、でんしゃかしんかんせんかくるまみたいな。

 一応、子供に選ばせよう!という気持ちはありました。でもなんてこったいサンリオ行っても雑貨屋にいっても女児ものパラダイス!男児アディダス・プーマでもバリバリさせてろ!って感じでした。まだパリパリバリバリさせるのもお札入れも早い。

 もう100円ショップでもいいのかもしれない。あまり形にこだわりすぎると、買い物が面倒くさくなるのが私のパターンです。。。

 

 

  弟が小中学生のときに愛用してたのこれだったと思う。男児が通る道だー!でもまだ早い!!