自閉傾向の息子を育てる記録

発達障害 子育て中。すきなものをすすめたい

グレーゾーンの子供との時間

時間がある

 私の息子(4歳)は言葉が出ることが遅く、目が合いにくい、クレーン現象と「自閉症スペクトラム」の特徴をいくつか踏まえて、2歳のころから保育園と併用して療育施設に通っています。その療育施設はお昼ご飯を食べて終わりのため、午後から時間が空きます。

 公園に行ったり、子供が大好きな電車に乗って隣の駅まで行ったり、それにもパターンに限りがありました。

 

習い事でもいれてみる?

 そこで、習い事でも入れてみようかと思ったのです。ですが、療育で疲れた子供は元気だけど機嫌が悪いことが多い。スイミングや幼児教室など年齢によってわけられている習い事は未就園児の時間帯とはあわない。

 時間的にも厳しくなり、見送り続けました。

 

この時間を楽しむ!

 子供が療育の時間中に平日にしかできない用事をしてしまえば、まあ午後は何やってもいい時間!と割り切ってみました。

 「どこにいきたい?」と聞いてみる。

「〇〇公園に行く」「電車をみる」「電車にのって〇〇に行く(一駅となり)」「図書館に行く」

 うちの子の行動範囲はこのくらいです。この時間はもう子供のペースに合わせて楽しむことにしました!!

もともとなにか「しなきゃいけないことがない」時間だから、とことん付き合える時間です。

 すると、子供は「〇〇(療育施設)に行ったら、〇〇行こうね」と朝から機嫌がいいことが増えてきました。良い習慣になっていました。

 

なにかをしなきゃに追いかけられるのは疲れる

 「始めるのは早いほうがいい」と言われた療育。いまのうちにできること、あれをしたらよかったこれをしたらよかった、はたくさんあります。

 私のなかで療育の日はまさにそんな感じでした。でも、こどものおもうままにしてもいい日があってもいいし、あったほうがよかったのかも。

 そして、母も「子供のやりたいことをいっしょにした」という満足感で終われる日です。もうすこし、この日を楽しみたいな。